50周年記念事業

本学会は1973年に神経因性膀胱研究会として発足して以来、多くの皆様のご支援とご協力をいただきながら、2023年で50周年を迎えました。これまで本学会の活動を支えてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。
この節目を記念し、特別講演の実施、記念誌の作成、下部尿路症状に関する疫学調査を実施いたしました。
本ページでは、これらの記念事業をご紹介しております。ぜひご覧いただけましたら幸いです。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

第30回日本排尿機能学会（2023年9月7日(木)～9日(土)、京成ホテルミラマーレ）

• 特別講演1「日本排尿機能学会の歴史」
  座長：髙橋 悟 (日本大学医学部 泌尿器科学系)
  演者：西澤 理 (藤森病院 泌尿器科顧問／北アルプス医療センターあづみ病院)
• JCS特別報告「下部尿路症状の疫学調査の概要について」
  座長：髙橋 悟 (日本大学医学部 泌尿器科学系)
  演者：三井 貴彦 (日本排尿機能学会 疫学調査実行員会)

発行日：2024年4月17日（学会HP掲載）

国内外の多くの先生方からのご寄稿に加えて、これまでの排尿機能学会の歴史や主要な事業などをまとめました。是非ともご一読をいただけましたら幸いです。

超高齢社会を迎えた本邦で、尿に関する様々な症状である下部尿路症状の有病率やQOLへの影響に関して、実態を把握することを目的に疫学調査を実施しました。

プレスリリース

• 2024年4月17日
  「20歳以上の約1,300万人が過活動膀胱に罹患していることが判明！
  尿に関する様々な症状の有病率や生活の質(QOL)への影響を調査」
  https://www.atpress.ne.jp/news/391738
• 2024年11月15日
  「排尿姿勢に関する疫学調査の集計結果が学術誌に掲載
  20代の約7割、50代でも半数以上が「座りション」」
  https://www.atpress.ne.jp/news/416518

-Mitsui T, et al. Prevalence and impact on daily life of lower urinary tract symptoms in Japan: Results of the 2023 Japan Community Health Survey (JaCS 2023). Int J Urol. 2024;31:747-754.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/iju.15454

-Sekido N, et al. Underactive bladder as defined by the International Continence Society in the 2023 Japan Community Health Survey. Int J Urol. 2025 Jan;32(1):51-59.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/iju.15595

-Sekido N, et al. Is seated voiding associated with lower urinary tract symptoms, health conditions, or marital status? Findings by age group from the 2023 Japan Community Health Survey. Int J Urol. 2025 Feb;32(2):204-211.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/iju.15624

-Haga N, et al. Prevalence and risk factors of stress urinary incontinence in a 2023 Japanese community health survey – differences between males and females. BJUI Compass. 2025 Feb 17;6(2):e70004.
https://bjui-journals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/bco2.70004

-Sekido N, et al. Hesitancy or Straining, That Is the Question: Which Does Question 6 of the International Prostate Symptom Score Represent? Int J Urol. 2025 Jun 3. doi: 10.1111/iju.70133.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/iju.70133